現在の出版情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

●出版活動  ミニコミ誌『月刊青空』発行 etc. 101号、8年目の航海へ

過去の出版情報

 

 

内容:〈詩〉 白水仙 民主主義の空の下 冬の朝顔 木工所 はるか 月夜の晩まで etc.

 

〈エッセイ・小論〉 「二番じゃダメですか?」 南京・上海ツアー 街頭ビラまきの風景から NPO青空フォーラム報告・反省記 「月下美人いつ咲くのかと人の問う」 

etc.

 

 

 

福島原発事故の/原子炉から拡散された/放射性物質に怯えて5年  放射能がうつる/政府のお金で暮らしている/と心ない言葉に傷ついた子供たち/甲状腺ガンの発生率が高いため/子供たちを始め住民たちは/これからも検診を受け続けなければならない  応急仮設住宅も/無償提供の終了が来年3月末に決まり/帰郷して汚染された我が家に住むか/放射能をあびていない地区で/我が家を捨て/路頭に迷うか/過酷な選択が迫っている

 

    ―近藤八重子『民主主義の空の下』より―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内容:〈詩〉 菫(すみれ) 新春の風の中で 何にも言わないけれど メタモルフォーゼ etc.

 

〈エッセイ・小論〉 『チェルノブイリの祈り』 新年私の一言 天王寺9条の会「ふふふ平和展」 ジグソーパズル 子どもの境界線 クリスマス雑感 ある1日 etc.

 

 

 

 

スベトラーナ・アレクシエービッチの『チェルノブイリの祈り』。読んでいたら、地下鉄の降りる駅を乗り越してしまった。これは世界文学だ。ドストエフスキーと同じ世界が描かれている。だが勘違いしてもらっては困る。遠いロシアの地で起こった私たちとは無縁の出来事ではないのだ。まさに、私に、私たちに向かって書かれていたので、地下鉄の車内のアナウンスが聞こえてこないほど、ぼくはのめりこんでしまったのだ。

       ―原田禎忠『チェルノブイリの祈り』より―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内容:〈詩〉 寒椿 幸先の良いこと 鳥と船乗り 風船のように 新春に etc.

 

〈エッセイ・小論〉 連句的な仕方 川柳でつづる上海・南京ツアー アリゾナの涙・南京の血涙 『橋のない川』を観て当たりの出会い 初春や春夏秋冬六十四 etc.

 

 

 

 

安倍首相の真珠湾演説では、日本が宣戦布告のないまま先制攻撃を仕掛けたことへの謝罪はありません。真珠湾で不戦を誓うなら、中国をはじめとするアジア侵略の反省を先に示す必要があります。安倍演説にはアメリカに媚びを売るような言葉ばかりが並び、アジアはまったく眼中にないがごとくでした。このことは多くの識者が指摘しました。

    ―藤田昭彦『アリゾナの涙・南京の血涙』より―